MGフィギュアライズ 1/8ワイルドタイガー
 関節構造自体はメカ系MGより従来のMGFに近いですが、基本フレームレスだった従来のMGFとは違ってインナーフレームにガワを組み付ける構造になっています。
 クリアパーツは若干スモークっぽい無色とクリアグリーンがあり、胸部等のグリーンは蛍光色。白、黒、銀色は普通の成形色です。
 色分け用ホイルシール、企業ロゴや眼の隈取、中身のアイパッチや瞳用等の透明地シールおよび同じ図版の水転写デカール、あと瞳の髪シールが付属。貼るだけでも色分けはだいたい再現できます。
 眼の周辺等はパーツ分割に合わせて分割したシールと貼りやすさ重視で一体化したシールの2種類が付属。
 あとワイルドタイガー・ワンミニット用のマーキングも付属。

 説明書の組み立て手順はインナーフレーム全身→ガワの順になっていて、ほぼ全身黒い中身だけの状態で組めますが、頭部のみガワも付いた状態でしか組めません。あと上腕、腹部、手も最終的に露出。他は関節以外だいたい完成すると覆われます。

 そういうわけで中身ですが、ガワの厚みのせいで超細いです。

 続いてガワを付けてシール抜きの状態。

 そしてシールも貼った状態。水転写じゃない方を使いました。
 白は光沢で塗装、銀も塗っています。黒はガサガサのつや消しにしようかと思いましたが、見本写真の質感が良さげだったので半光沢でプロテクターっぽい部分だけ塗って、中身っぽい部分は成形色のまま。・・・案外色味や質感に差が出なかったので中身はもっとツヤを落としてもよかったかも。
 色分けはかなり細かいですが、肩装甲のみ透明の部分以外は銀単色。あと眼の縁の黒も色分けされていません。
 内部にLEDを固定できる円筒状の構造があったり首のボール軸が透明だったりで、電飾改造を考慮した設計になっています。
 ちなみにガワは裏面にもモールドが入っていて、胸の虎マークの裏には斉藤さんの署名があったりします。

 眼は肩と同じ色のクリアパーツですが、クリアイエローを塗ってもどうにも暗く見えるのでラピーテープを貼ってみました。

 頭部は組み替えでフェイスオープン状態に。中身の顔は眼は白、前髪は黒で他は肌色成形ですが、アイパッチは薄くモールドされています。シールを曲面に貼ったりデカールの位置を合わせるよりは塗った方が難易度低いかも。
 瞳はハンドレットパワー発動状態のものも付属。
 胸のシールは面積も大きいのでなるべく余白を切り詰めてみましたが、むしろ肩の方が透明度の差もあって目立ちますね。一応表面に光沢クリアを塗ってみましたが焼け石に水でした。

 例によってメカ物のMGよりやや背が高いです。

 フィギュアーツとはクリアパーツの色味がけっこう違います。
 手首パーツは左右の拳、平手、バニー挑発用平手(これのみ軸基部に可動軸が1つ追加されています)と、あと決めポーズ用の親指を立てた右手&指差しの左手の左右各4種。今回は指の可動はありません。

 手は黒単色成形で、指の銀色のラインは全部シールが付属。

 ワイルドシュートは差し替えで展開を再現。展開状態のものはさらに差し替えで先端のフックが開いた状態にもできます。
 グリップを握る用の手は無いので平手を使います。

 で、てきとうに動かしてみました。
 関節は主にポリですが、ABSも使っています。

 MGF標準の台座が付属。先端のジョイント部のみ新規パーツ。
 足裏にもクリアパーツが入っています。今回はソールも硬質樹脂。

 あとグッドラックモードの右腕も付属。先端の拳部分は何故か成形色が白黒反転していますが、とりあえず見本写真に合わせて塗ってみました。

 台座は本体を乗せる他にグッドラックモードの腕を支えるのにも使います。というか関節自体は自重にも耐えられますが、腕を伸ばすと重心が崩れて自立は困難。

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