Figure-rise Standard 1/12 ULTRAMAN SUIT Ver7.5
 今回も箱絵と説明書の表紙は原作者描き下ろしですが、初回特典のポスターは無いです。
 B TYPEと同様、銀色の部分はエクストラフィニッシュ(吹き付け塗装。下地の成形色は白)、赤い部分はソリッドカラーのグロスインジェクション。あと色分け用ホイルシールの他にマーキングシールが付属するのも同様です。
 なお、武装も含めて特にバリエーション展開を想定したランナー構成にはなっていません。

 で、そのエクストラフィニッシュですが、個体差かもしれませんが今回はかなり粗い仕上がりでした。

 吹き付けにムラがあって胸板や後頭部は下地(白成形です)が斑状に透けていたり、太股側面等の起伏が大きいパーツは奥まった部分が白っぽかったりと、寄って見るとどうにも粗が目立ちます。というかメッキを使わないなら普通に成形色でよかったんじゃないかと思わないでもないですが。

 そういうわけで銀色はもう塗りつぶしてもよさそうな気もしましたが、B TYPEと色味が揃わないのも何だしでとりあえず保留して銀色は下地を残して、他は全部塗りました。赤は今回もつや消しで。
 外装はB TYPEと似ているようでほぼ別物ですが、キットは関節まわりも全部新規パーツ。ただ、関節構造はほぼ同じです。
 色分けは頭部の眼以外の細部と脇腹のダークグレー、膝裏の赤がシールになっていて、あと手指の銀色も足りません。
 なお、前腕の赤い部分は同じ形状で銀色のパーツも付属して、そっちは余るようになっています。

 眼はツインアイの上にバイザーが被さった構造で、いずれもクリアイエロー成形。ツインアイの周囲も銀色だから非点灯状態だとツインアイだけが暗く見えるので、バイザーの内側になる部分は黒で塗っておきました。
 額の緑と青、あとグレーのラインはシールが付属。緑と青の部分も一体成型で不透明です。

 

 点灯させるとこんな感じ。B TYPEと比べるとクリアパーツに奥行があるせいか、ちょっと光が弱い印象です。あと首を前後に曲げると隙間からちょっと光が漏れます。
 専用のLED発光ユニットが付属し、スイッチは背面の外装を外せばユニットを中に入れたまま操作可能。2箇所が点灯し片方は変色するB TYPEのものとユニットのガワは共通ですが、今回は光るのは白色LED1個だけです。使う電池は今回もLR41が2個。
 「バイザーの奥で発光している眼」は塗装だとどうにも再現しづらいので(バイザーに奥行きが無くてシンプルな平面なら表面に眼を描き込んでしまっても割と何とかなりますが)、組んで電池を入れるだけでそれっぽくなるのはいい感じです。

B TYPEよりちょっと大きめ。

 刀と鞘が1組、ナイフが2つ付属。手は平手と武器用が左右それぞれ付属し、握り込んだ拳は無いです。あと台座は今回もフィギュアライズエフェクトと同じものが付属します。
 なお、鞘をつけるジョイント穴は腰の右側にもあります。
 写真では使っていませんが、エフェクト用支柱を使えばナイフを浮かせて飾れます。
 刀の刃は色味の違う銀を塗ってみました。

 さらに今回のキット用に新規デザインされたという武器・EYE SLUGGERが付属。完全に別物だったマルス133よりはだいぶ元ネタに近い形状です。
 3ブロックで構成されていて連結・分離が可能。
 これも刃だけ色味を変えてみました。

 

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