1/72VF-25Sメサイアバルキリー オズマ機
 先行したF型アルト機の頭部を差し替えて成形色を変更したバリエーションキット。
 マーキングやライン塗装は同じ図版のシールと水転写デカールが1セットずつ付属します。なお、主翼(基部が挟み込まれて分解不可)等の組み立て後にはシールが貼れない部分は説明書に指示がありますが、それ以外にも完成後より途中で貼ってしまった方がやりやすい部分もあります。
 あとポリパーツ不採用で関節はABS樹脂製。各形態に対応したアクションベース1用コネクタが付属します。

・ファイター形態

 胸周辺の外装に段差が出ないようにするには中身の位置を厳密に合わせる必要があって、ちょっと難しいです。
 キャノピーはクリアパープルで指定されていますがパーツは無色クリアー。窓枠も色分け無しでシールは付属しません。着脱は可能ですが開閉は不可。
 中身のパイロットは下半身がシートと一体化していて、あと1/72よりやや小さいような。
 ガンポッドを機体下面に装着可能ですが、専用のジョイントパーツを2個使います。
 着陸脚は差し替え式。カバーは前脚のみ開閉可能で後ろは差し替えです。

・ガウォーク形態(腕収納)

 変形の中間形態。
 脚の間に腕をはさみ込んで、その腕の上に主翼や尾翼につながる板状のパーツが重なる、という構成はVF-1にけっこう近いデザインだったりします。

・ガウォーク形態

 脚の基部(エンジンの吸気ノズル付近)を胴体側に密着させると開脚が制限されます。
 手首はファイター用と交換。シールドが左腕に移動しますが、取り付けにはファイター形態では使わないジョイントが必要。

・バトロイド形態

 機体前半を折ったり曲げたり色々して変形。
 頭部は顔を折り畳む構造がありますが、保持がやや弱くて扱いが面倒です。

 レーザー砲基部はボールジョイント。2つの銃身が平行になっていないせいか銃口は造形されていないので、ピンバイスで掘ってみました。
 寄った写真だとシールの貼り方がアレなのがよく見えますね。

 ガンポッドは銃身の展開が可能。中身のガトリング的な構造も別パーツで造形されています。

 ナイフはシールド内に収納可能。

 コクピットは胴体に90°上向きに入っています。

 羽根はまとめて背中に畳まれていますが、ドラグナーとかバイファムのアレみたいに展開可能。もっともバトロイドでこんなことをするくらいならガウォークに変形すれば済む話ですが。

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