Figure-rise Standard Amplified ウォーグレイモン
 2019年10月にシリーズ第1弾としてオメガモンと同時発売。デジモンリブート版の関節部を流用しているオメガモンとは異なり完全新規設計です。
 通常のFigure-rise Standardがおおむね1/12スケール相当の人物を模したキットなのに対し、総じてそれよりボリュームアップしていてガンプラで言うと1/100くらいの感覚です。
 あと各部に特に用途が無い3ミリ穴があるのもAmplifiedシリーズの仕様。ガンプラや30MMならともかく、デジモンに使えそうなのはせいぜいエフェクトパーツくらいであまり有効な用途は無さそうな気もしますが。

 全塗装しています。銀とガンメタはスプレーを使って、さらに2色ある黄色のうち薄い色味の方(肩や腕等の装甲)もスプレーで金色にしました。イメージとしては普通の金より真鍮というか黄色っぽい色味の方がそれらしい気もしましたが、面積も広いし筆塗りよりスプレーの方が手っ取り早くて仕上がりもきれいだろうし、ということでその辺は妥協して基本色のゴールドです。
 成形色は銀、ガンメタ、濃淡2色の黄色、赤、クリアパープルの計6色。手指の爪と背中のブレイブシールドの紋章の白、ツノの凹部の黒、あと眼がシールで付属し、他は全部色分け済み・・・というか未塗装でシールを貼った状態がAmplified版における設定上の配色ということになっています。
 で、手指の爪は白で足の爪は銀ということになっていますが、足の爪も白く塗っておきました。あと腕のクローは他の部分と材質が違う感じにしたかったので、本体より光沢強めで寒色寄りの銀を塗っています(成形色は根元だけ銀で先はガンメタ)。
 腕のクローと足の爪は1パーツ構成で裏側が空洞になっていますが、他には特に省略が目立つ部分は無いです。
 関節は首、手首、股関節、上腕と太股のロール軸等にポリパーツ(HG逆シャア型)が入っていて、他はKPS。首、手首、股関節はポリを使ったボールジョイントで、他は胸、胴、腰の連結部と背中のシールド基部がポリ不使用のボールジョイントになっているくらいでほぼ軸関節で構成されています。
 組んだ時点では保持力も特に不足は無いですが、かなり大柄な割に1/144用ポリとKPSのみの関節なので先々には不安もありますが。
 下半身は腰を落とした姿勢にもできますが、背筋がほぼ曲げられないのと、首の可動範囲も前傾姿勢より直立姿勢を優先している感じです。
 あと首は後頭部の毛と背中のシールドが干渉しやすいので、大きく動かすには各部のパーツを曲げて調整する必要があります。
 腕と肩装甲は中央に合わせ目が出ます。特に腕は生物的な部分が多いのでガンプラ等より気になるかも。

 眼は一応白目と瞳はモールドされていますが、塗装だと瞳孔やハイライトも描き込む必要があるし、何しろBB戦士とかよりだいぶ小さいので素直にシールで済ませておきました。
 デザインの都合で正面からは眼が見えません。

 サイズはこんな感じ。ガンプラ基準だと身長は1/100より多少低いくらいですが幅や厚みはそれ以上で、ガンプラ以外のプラモデルとしては価格の割にボリューム感があります。

 足首があまり横に曲がらないので、接地性は今一つです。

 背中のブレイブシールドは展開可能。パーツ構成はそこまで複雑ではないですが、軸可動とスライドを併用した意外と凝ったギミックになっています。
 腰後部の3ミリ穴で各種台座に接続可能。これ自体には台座は付属しません。

 シールドは外して腕に付けることも可能。付属のジョイントパーツで連結して一体化させる他、2分割されたままの状態で両腕に付けることもできます。

 前腕のドラモンキラー(クロー)は両腕に1つずつがデフォルトですが、片腕に2つ付けることも可能。爪は3本がつながっていて根元で曲がります。
 なお、シールドもクローも取り付けに使うジョイントは5ミリ軸なので、各部の3ミリ径ジョイントには接続できません。

 

メニューに戻る

inserted by FC2 system