1/1000宇宙戦艦ヤマト2202
 1/1000ヤマトとメカコレクションのゆうなぎのセット。パッケージ底面の一部を切り取るとゆうなぎのパッケージになって、組み立て説明もそっちに付いていて説明書の方では一切触れられていない、という2199版ヤマトや国連セット1の初回特典の三段空母と同じような仕様ですが、今回のゆうなぎは特に初回限定ではないようです。
 ゆうなぎ用のマーキングも付属しますが、ヤマト用のものと合わせて1枚のデカールに入っています。

・1/1000宇宙戦艦ヤマト2202
 デザインの相違の再現に加えて2202の新規キットでは標準化している電飾ギミックを搭載する都合もあって、2199版からの流用は砲塔と台座くらいにとどまっています。
 新規ランナーは前方の甲板や機銃の一部がスイッチで区切られていますが、用途はよくわかりません。
 電飾は主力戦艦と同様に汎用LED発光ユニットを内蔵する構成で(艦橋と艦首の分は付属していて、尾部ノズルの分は別売りの二灯式ユニットが必要)、アンドロメダみたいな音声や明滅ギミックは無いです。外側からオン/オフができなくてスイッチ操作のためにあちこち分解しないといけないのも主力戦艦と同様。

 

 全塗装しています。今回も本体色は成形色だと若干緑寄りですが、箱絵や見本写真を参考に調整しました。あと主力戦艦やアンドロメダの甲板の色分けは省きましたが、今回は2199版との差別化も兼ねて塗っておきました。なお、ここはパーツでの色分けは無いし、アンドロメダ等と違って色分け用のデカールも無いです。
 中身は電飾用のスペースでほぼ埋まっているため、今回はエンジンや格納庫の再現は無いです。艦載機発進口の開閉ギミックも削除。
 なお、この発進口ハッチをジョイント付きのものに交換することで、アクションベース1への接続に対応可能です。
 台座は2199版そのまま(同じランナーに入っている船体用パーツは全く使わない設計になったので、成形色はグレーから黒に変更)で、2202版では特に使わない穴が表面に残っています。あと2202での完全新規キットとは違ってネームシールを貼る位置は正面ではなく側面。
 支持アームに乗せるだけの構造もそのままなので、特に固定はされなくてやや不安定だし角度調整も不可能です。

 クリアパーツはほぼ同じものが無色とオレンジの2組入っていて(艦橋の窓がスイッチで区切られていて、オレンジのランナーはそこだけ省かれています)、尾部ノズル付近だけオレンジのを使う指定。
 そういうわけで艦首の砲口にもクリアパーツが入っています。

 窓は2199版の緑から青に設定が変更されているので、一応クリアブルーで塗っています。なお、今回も艦橋後部のドーム状の部分や船体側面のバルジの窓は一体成型で不透明。

 メインノズルの中身のコーンは2199版では丸ごとクリアパーツでしたが、今回は根元付近の一部だけクリアパーツです。

 主砲塔は2199版と同じものなので、旋回に砲身が連動するギミックも残っています。

 2202版で設定が追加された第4艦橋(後部の副砲と主砲の間にあります)の展開は差し替え式。ここの窓も色分けは無いです。

 2199版では当初はオミットされていてコスモリバースVer.でフォローされた水平翼は、今回は最初から付属。展開は差し替え式で、組んだ後でも交換できます。

 艦載機はコスモタイガーUの単座型と3座型が2個ずつ付属。形状はアンドロメダや主力戦艦のものとほぼ同じで、台座への接続も同様。

 2199版とは並べてみるとあちこち別物になっているのがわかります。特に艦首の形状が顕著。
 なお、色が違うのは単に塗った塗料が違うだけで、成形色とは関係無いです。

 主力戦艦より長いですが、艦首付近の太さがだいぶ違うので容積はそんなに変わらないのかも。

・メカコレクション ゆうなぎ
 設定上は波動コアを搭載して性能面では前作の金剛型とは別物に強化された金剛改型ですが、外観はカラーリング以外金剛型と全く同じなので、キットはメカコレのキリシマ(沖田艦)の成形色を変えただけです。
 なお、旧作でも映画の方の2作目にゆうなぎという名前でカラーリングも似ている艦が登場していますが、デザインは沖田艦とは完全に別物で乗っているのも古代ではなく土方です。

 成形色はキリシマと同様に上面色と下面色の2色で、艦首砲口や下面のダクト状の部分は色分けは無いですが別パーツにはなっています。

 1/1000金剛型の半分かそこらのサイズなので、当然1/1000ヤマトと並べてもサイズ比は全く合いません。

 

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